志木の家ブログ

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吉野杉の産地へ 2

前回の吉野杉の続きです。

吉野林業が独特なのは何となく前回のブログでお分かり頂けたかと思います。

その吉野の山で伐採された吉野杉は吉野材センターの原木市場へと送られてきます。

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この場所で原木市が行われるのですが、競りの日になると全国から業者が集まるそうです!

当日はとても暑い日でした!!

訪ねた日に競りは行われていませんでしたが多くの原木を見る事が出来ました。

この原木を製材業社などが仕入れて柱や板材などに製材して我々の手に運ばれてくるのですが、

大事なのはこの後の、木材の乾燥方法なんです。

特に柱などの構造材!

木材の乾燥方法は大別して天然乾燥と人工乾燥の二つです。

流通されている多くの木材は人工的に木の芯から水分と樹脂を抜かれた人工乾燥材が多いと聞きます。

人工乾燥は乾燥温度にもよりますが約100℃の温度で約1週間~3週間で仕上げられ、

工務店などに出荷されて行きますが、

木の芯から養分を抜かれたものは木の香りと艶が無く、部屋を調湿する力が残っていません。

特徴として材の小口の匂いを嗅ぐと、焦げ臭いニオイがします。

さらに内部割れと言って、材木の表面は綺麗でも材木内部に多くの割れが生じやすいのが

最大のデメリットでしょう。

人の骨に例えると骨粗鬆症みたいなもので一見、なかなか素人には見分けが付かないと思います。

そして高温で人工乾燥された木材が下の写真です。

表面は一見綺麗に見えますが切った小口を見ると割れが多く見えます。

この内部割れした木材は残念ですが長持ちしないはずです。

この辺は一般消費者にはあまり触れさせない部分ではないでしょうかね。

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人工乾燥材は製材から約1ヶ月で製品化されて出荷も出来る、在庫が無くなる!

業者にとってはありがたい存在かもしれませんが、

この様なデメリットは最後に消費者が背負う事となります。

我々が使うのは天然乾燥材ですが、

これも実は残念ながら材木の表面に割れが生じてしまいますが、

内部割れは起こりませんので安心して下さい。

よく古民家などの柱や梁を見ると割れを見る事が出来ると思います、アレです。

古民家は100年以上は持っていますよね!

材木屋さんも天然乾燥材が良いのは皆知っています。

知られていないのは消費者だけかもしれませんね。

また選ぶのも消費者の自由です。

オッと!吉野杉から話は逸れてしまいましたが吉野は町一つが製材工場だらけで

全国の木材産地の中でも活気があると思いました!

吉野を車で走ってた時に窓から入って来る木の香りと、手入れされた山々が印象に残りました。

詳しくを知りたい方は是非お問い合わせ下さい。

自然素材の家 志木

星 英樹

吉野杉の産地へ。

少し前になりますが、奈良県の吉野地方へと行ってきましたのでそのご報告をしたいと思います。

志木でも吉野杉を取り寄せて志木の家の柱として使用していますが、

吉野杉にはいろいろ特色がありますので紹介しますね!

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まず吉野杉の最大とも言える特徴として、

木の年輪幅が狭く均等であるということでしょう。

これがやがて強く丈夫な木材になる秘訣となる訳ですが…

まず、そうなるためには杉の苗を密植します。

一般的に植林は1ヘクタールあたり3000~5000本です。

吉野の密植は1ヘクタールあたりに約8000~12000本ほど植栽すると聞きました。

※100m×100m=1haとなります。

そして30年くらいまで保育と間伐を行い、

その後も数年ごとに枝打ちと間伐をマメに行い、どんどんどんどん間引きしていきます。

そうする事で同じ杉でもこの様な年輪幅が狭くて密度が高い樹が育っていきます。

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住宅に使われている木材の中でも杉や檜は木の中でも比較的、軽い木材ですが、

木材の中に繊維がどのくらい詰まっているかで木の重さは決まってきます。

要は重い木ほど強度がある、と言う事になってきます。

木材の強さを測るのにヤング係数、と言う測定値がありますが、

杉の全国平均はE70と言われてますが、

吉野杉はその1,3倍のE90と言う強度があり構造材にとても適しています!

国産の杉材は良い、

と言われているなかでも、こんなにきちんとしたデータが出ている杉材も珍しいと思います。

吉野の林業の方たちが自信たっぷりなのも頷けますよね!

次回は吉野の原木市の様子などブログしたいと思います。

自然素材の家 志木

星 英樹

高気密住宅、、、じゃないよ。

こんにちは、ホシです!

今月も多くの建物に関するお問い合わせを頂いております。

ありがとうございます。

いつもの事ですが、お問い合わせ頂いた方々にはなるべく志木の現場や

志木のお客様邸を見学して頂いてます。

そして見学者は必ず、と言っても言い位に建物に入るとムクの木の香りと澄んだ空気感、

そして夏は涼しく風が通る。

冬はほどよい温もりがある事に驚かれます!

そして。

見学:『ここって高気密なんですよね~』

私:『いや違いますョ、志木は高気密住宅では無いんですよ!』

見学:『 !! 』

どうやら、高気密住宅でないと壁からスキマ風がピューピュー吹いてくるのをイメージしていた様です!!

でもこのイメージの方、かなり多いんですョ^^:

そもそも、高気密型住宅は北海道で生まれたと聞いています。

外がマイナス10数度の時に窓や隙間から室内の熱が逃げてしまうので、

窓を小さくしたり、家全体を厚手のビニールで覆い包み徹底的に塞いだのです。

これで家はほとんど呼吸できなくなります。

そこで24時間換気が必要になってくるのですが、もし機械が壊れると大変な事になってしまいます!!

高気密住宅、と聞いてどの様なイメージが浮かびますか?

人によっては息苦しさを感じてしまうのが高気密型住宅です。

体力の弱いお年寄りや病人、子供ほど家にいる時間は長いので影響は大きいと言われています。

私もその通りだと思いますし魔法瓶の様な中では生活はしたくないですね。

皆さんが求めているのは、疲れて帰ってきた時に心身安らげる家だと思います。

高気密住宅は省エネには役立ちますが、心身安らげないと思います。

これではつくり手側と住まう側の温度差が生じて結露してしまう様な気がしますね。

今日は長くなってしまいましたが会津若松市の家、現場風景です^^:

高気密住宅じゃないよ!

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自然素材の家 志木

星 英樹

笹の川酒造 米岡 日照田

先日、志木のお客様の元へお呼ばれしてきました。

場所は福島県喜多方市熱塩加納町。

少し前に完成しました喜多方の家です。

こちらは家族で有機農業一筋で米作りをされています。

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今年も無事に田植えが出来たことに感謝して一緒に乾杯させて頂きました。

こちらで作っているお米は除草剤や化学的肥料、動物性肥料を一切使わない米作りです。

一つ言いたいのはいくら有機栽培米でも、国で認められている農薬や化学肥料があると言う事です。

なんか可笑しな話ですけどね^^:

おまけに言うと動物性の肥料もあまり宜しくは無い、との事でした。

住宅業界もいくら『木の家』と言っても色々ありますので皆さんお気を付け下さい!

さて、その自然栽培されたお米で作り上げたお酒がこちら、

笹の川酒造さんが醸しました、米岡 日照田。

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口に含んでしっかりとした米の香りと余韻が残ります。

一時期流行った、辛口酒とは違ったお酒ですね!

個人的に、常温がgoodだと思いました!

久々に結構飲んでしまいましたが、次の日二日酔いしませんでした!

こういう酒を多くの方々に飲んで頂きたいですね !!

酒は米と水が味の決めてだそうです!

住まいも素材が決めてでしょうね!

自然素材の家 志木

星 英樹

良い香りにはワケがある。

今日、通りがかりに志木のある会津美里町の伊佐須美神社へ行ってきました!

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今日は1日雨模様でしたが、逆に雨であやめが引き立って見えた様な気がしました。

これだけ雨と似合う花も珍しいですよね。

さて、話は変わりますが毎年この季節になるとお客様から良く聞く事があります。

それは夏エアコンを付けなくても家の中が意外と涼しい、ジメジメしない!

と言う事です。

もちろん自然換気システムの恩恵もあるのですが、無垢の木による調湿作用が大きいと思います。

志木の家の柱や梁などの構造材は自然乾燥材(天然乾燥材とも言います)を使っています。

柱は平均して含水率が約17~19%あります。

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絶えず木が呼吸していますのでそれが居心地に繋がるのでしょうね。

世間で住宅用に流通してる材木の大半は人工乾燥材と呼ばれるもので、

含水率は5~15%まで落としてしまいます。

含水率はハウスメーカーによって様々です。

木も人と同じで水分と脂肪を抜き取られると弱ってしまいます。

弱っているのですからもちろんほとんど呼吸はしません。

同じ木でありながら人工的に短時間で乾燥させられた木に調湿作用や

木の香りなどはもう残っていません。

梅雨時期に木が吸った水分は冬などの乾燥してくる時期に放出します。

これが木の呼吸で居心地の良さです。

昨今、この木の性質を上手く利用できる工務店、大工さんが減ってきたので

呼吸しない人工乾燥材が家づくりの主流になってしまいましたね。

おかげで空調が無いと厳しい家が増えていると思います。

現在残っている100年以上前に建てられた古民家などはほとんど

自然乾燥材で建てられているはずです。

古民家の柱の表面にワレがあったとしても木材の耐久性に問題は生じてません。

昔はこの表面ワレが顧客からのクレームになってしまい自然乾燥材の人気が落ちてしまった、

と聞きますが今また徐々に人気が出てきたと聞きます。

来月は志木の家の構造材、その中でも柱を取り扱う材木屋さんへお邪魔してきますね!

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星 英樹

昔からあるエアコンレス住宅!

最近、志木のお客様とお会いする機会がありました。

夏、どうですか?

『エアコン設置したけどほとんど出番無いね~!』

『熟睡出来て嬉しい!』(この熟睡コメントは結構多いです)

真夏はエアコンに頼るか、窓を開けて扇風機か!?

でも日中は窓を開けると熱い空気がそのまま家の中に入ってきてしまうのでちょっとキビシイ!

結局エアコンに頼ってしまうパターンが多いと思いますが、

志木の家がチョット違うのは自然換気だけである程度の涼しさを得る事が出来る事でしょう!

建物の上部より熱い空気をスムーズに逃がし、

その空気を補うようにして床下の冷たい空気が部屋の中に入ってきます!

エアコンとも扇風機とも違う穏やかな涼しさとも言うのかな?

昔の蔵屋敷にもこの工法が使われていたのを思い出します。

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自然素材の家 志木

星 英樹

喜多方の家リノベーション工事完了。

リフォーム、リノベーション工事の様子です。

喜多方市の家の工事は先日完了しました。

以前より生活するのに不便だった箇所箇所を家族の要望通りに改善しましたので

これからより良く、楽しく生活できるはずです。

課題だった、100年以上も前に建てられた屋敷の雰囲気を損なう事無くリノベーション工事を

出来たのではないでしょうか。

では工事の一部分ですが、ビフォーアフターです!

工事前

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工事後

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今までにも何度か、今回の様な100年以上前に建てられた古民家住宅改修を

手掛けさせて頂いたことがありましたが、

いずれの屋敷も家族構成の変化などで3、40年前にリフォーム工事済みの家が多いのですが、

必ずその3、40年前のリフォーム工事で増改築した部分の方が不具合だらけになっているのです。

古民家のままの方は、古くて使いにくいけれど壁や構造体にカビや腐食も無くまだまだ使える状態。

何とも可笑しな話ですよね。

さて、一方の福島県浜通りの家リフォーム工事は現在建具の補修に大忙しです!!

まず、建具の掃除から入るのですが、欄間などはエアーで吹けば壊れてしまいそうな感じでして,

丁寧にバラして水洗いして、補修して組み立てて…..の連続です!

仕事とはいえ、ここまで出来る志木の職人技に私も驚いています!!!!

この物件も100年を超える屋敷の木製建具です。

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建具補修はもうしばらく続きそうです(汗)

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星 英樹

会津若松市の無垢の木の家、建て方1日目

会津若松市の新築工事現場では今日から建て方が始まりました!

天気が味方してくれて良かったです!

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写真に写っている柱や梁は、すべて無垢の杉です。

すべて自然乾燥されたもので、いつも通り人口乾燥材やコンパネ、修正材は使用していません。

なぜ人工的なモノを使用しないのかと申しますと、

ズバリ!住む人の健康に差が出るからです。

なかなか『その差』をお伝えする事が出来なかったために先月からある実験を開始してみました。

いつも志木で使っている無垢の杉の赤身材の家の模型と、

どこにでもあるビニールクロスの家の模型の2つ。

この両極端な家の模型に同じものを入れてどんな変化があるのか?

生きた人間で実験する訳にはいきませんから生花などを使って実験してみました!

実験を開始してから今日でちょうど一週間が経過しました。

片方の家の模型は一昨日からカビが生えてきて大変な事になってきました~!

実験結果は後日このブログでご報告しますね!

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星 英樹

会津若松市の住宅新築工事始まりました!!

今週、会津若松市と喜多方市の志木のお客様宅へ建具の調整、メンテに行ってきました。

どちらの志木の家も新築から数年経過しておりましたので、

メンテのついでに志木の家の住み心地など聞いてみました!

どちらのお客様も、

『ウチは新しい家になってから誰も冬に電気毛布使わなくなりました。』

『高気密、高断熱でなくとも冬暖かくて、木の香りが今でもしていてとても安らげます。』

『化学的な建材の臭いがしなくて良い。』

『今でも家の中どこにも芳香剤は使っていませんよ。』

この様な嬉しいコメントを頂けました。

ご存知のように志木の家は高気密型住宅ではありません。

しかし、雪国会津で高気密でパネルヒータや全室床暖などの高級な暖房設備にしなくても

十分暖かい訳です。

秘訣は合板やらビニールなどの新建材を使っていないのが大きな理由と思います。

合板フローリングなどは触れるとヒンヤリします。

それに比べて無垢の木(特に杉)はあまりヒンヤリしません。

ヒンヤリする、という事は体の熱が奪われている。と思って良いと思います。

新建材で仕上げられた家はどんなに暖房しても熱が建材を伝わってしまい

なかなか部屋があたたまりません。

燃費効率も悪いし健康にだって良く無さそうですよね。

これから夏がやって来て冷房を使うと思いますが。

志木の家は自然換気型住宅です。

あまりエアコンの出番が少ないのもお客様のお話を聞いてよく分かってきました!

極端な家族はエアコンは年に数回しか稼働しません。

と、こんな感じです。

こういう家に興味のある方は遠慮なくお問い合わせ下さい!

最後になってしまいましたが現場状況です!

会津若松市の新築現場は基礎工事も大方終了して来月早々上棟予定です!

こちらのお施主様も、健康な環境で毎日楽しく生活したい!

と言う気持ちで志木に住宅建築を依頼されました。

期待してて下さい。

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基礎コンクリートも自社施工です!

いつもの様にコーナーハンチも入ってますよ!

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星 英樹

木育・森育楽会誌

木育・森育楽会誌と言うものが本日私の手元に届きました!

1月に私が行ってきました第一回木育・森育学会の開催報告や各地の木育の活動事例などなど、

そして木育に関わる多くの方々の思いや考え、なども書かれていました。

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私の場合、住宅にまつわる『木』の意味を多くの方々に知って頂きたい。

その思いが木育と言うスタイルになりました。

実際、木育を始めてからなるべく志木のお客様には『木』の意味合いを伝える様に努力をしています。

最近は逆にお客様から木の事を聞かれる様になって来ました。

ありがたい事です。

ただ単に木の家に住んでいる、だけではなくもう一歩先を理解して頂いて、

木の家建築を楽しんで頂ければ我々としては最高に嬉しい事です!

『家』と言う建物は365日24時間色んな事が起こり続けます。

家である以上それぞれに長く耐えられる木であり、人を癒すことが出来なければなりません。

適材適所とある様にそれぞれ家に使われている木には意味があります。

水気や虫に強い木。

年中触れていてもキズがつきにくい木。

建具や家具に向いている木。

温かみがある木。

重みがある木。

インフルエンザやダニ、カビを抑制作用がある木。

香り良く睡眠中人を癒す木。

まだまだありますが、この様に家に使われている木にはしっかり意味があります。

木は皆どれでも同じではありません。

最近のモダン住宅よりも昔の家の方が、住む人の事を考慮して建てられている様な気がします。

自然素材の家 志木

星 英樹