少し前になりますが、奈良県の吉野地方へと行ってきましたのでそのご報告をしたいと思います。
志木でも吉野杉を取り寄せて志木の家の柱として使用していますが、
吉野杉にはいろいろ特色がありますので紹介しますね!

まず吉野杉の最大とも言える特徴として、
木の年輪幅が狭く均等であるということでしょう。
これがやがて強く丈夫な木材になる秘訣となる訳ですが…
まず、そうなるためには杉の苗を密植します。
一般的に植林は1ヘクタールあたり3000~5000本です。
吉野の密植は1ヘクタールあたりに約8000~12000本ほど植栽すると聞きました。
※100m×100m=1haとなります。
そして30年くらいまで保育と間伐を行い、
その後も数年ごとに枝打ちと間伐をマメに行い、どんどんどんどん間引きしていきます。
そうする事で同じ杉でもこの様な年輪幅が狭くて密度が高い樹が育っていきます。


住宅に使われている木材の中でも杉や檜は木の中でも比較的、軽い木材ですが、
木材の中に繊維がどのくらい詰まっているかで木の重さは決まってきます。
要は重い木ほど強度がある、と言う事になってきます。
木材の強さを測るのにヤング係数、と言う測定値がありますが、
杉の全国平均はE70と言われてますが、
吉野杉はその1,3倍のE90と言う強度があり構造材にとても適しています!
国産の杉材は良い、
と言われているなかでも、こんなにきちんとしたデータが出ている杉材も珍しいと思います。
吉野の林業の方たちが自信たっぷりなのも頷けますよね!
次回は吉野の原木市の様子などブログしたいと思います。
自然素材の家 志木
星 英樹