先週になりますか、軟質多孔性古代海洋腐植質のブログで申し上げた実験結果ですが、
その前に、この実験の目的を説明しなければなりませんね。
さてまずこの実験の目的ですが、
1、志木の家の内壁で使っている海泥と市販の珪藻土の吸着効果?そして程度?
2、吸着した化学物質は再放散しないのか?
この2つにおいて、珪藻土、そして多く使用されているビニールクロス,
志木で使っている海泥を3種類同様に比較してみました。
実験場所として、某老人ホームトイレの縮尺と言う事で、1/5の模型をアクリル製で製作。
高さ480mm
幅1060mm
奥行1000mm
この3つの模型には同じ石膏ボードを下地として使用。
海泥と珪藻土は厚さ2mmの塗厚。
ビニールクロスはF☆☆☆☆の物に水性エマルジョン型接着剤使用。
そしてそれぞれの模型に、におい成分、化学物質(VOC)を投入!
・アンモニア水(0.2ml)
・酢酸(0.1ml)
・ホルムアルデヒド(10.0ml)
約3日間に渡り実験を行った結果…..。
まずビニールクロスを用いた壁材は吸着効果が無かったために比較対象外になりました。
そして残るは、海泥と珪藻土!
アンモニア、酢酸は実験開始から20分までは珪藻土の方が濃度が減少していました。
最初は海泥を上回りましたが、
70分以降は停滞し、珪藻土は5時間後に0 ppmになったのに対し、
海泥は70分後には0 ppmになりました。
ホルムアルデヒドに関しては、海泥は90分後に0 ppmになりました。
吸着効果においては高い性能を備えていると言えます。
一方、珪藻土の方は70分あたりから停滞し6時間後に0 ppmになりました。
珪藻土は即効性はあるが持続性に欠ける様です。
また吸着した物質の再放出は3日間の実験の結果どちらも検出無し、との事でした。
これが無臭の家に繋がる訳ですよね!

何十年と住む家ですから持続性が大事ですよね!!
自然素材の家 志木
星 英樹