自然素材の家・国産木材使用の注文住宅|会津の工務店・株式会社 志木

フラッシュオーバー

皆さんおはようございます!  今朝の会津若松市は霧に包まれていました。
高い山の方はそろそろ紅葉になってきそうですね。
さて志木の現場(会津若松)は只今、室内の壁に漆喰を塗っている最中です。
それとその下の写真は志木の建具部です。
今度は何を作っているのかと言うと『コタツ』です! 
会津の冬はやっぱしこれですよね!(材質はタモです)
今回の志木の家には『掘りごたつ』が作られます。設置完了したらまた写真をupしますね。
さてさて!いきなりですが皆さんはフラッシュオーバーという言葉は聞いた事ありますか?
以前テレビで放送してた事があるので知っている方もいると思いますが、
ある性能を持った建物が火災になると起こる現象なのですがどんな家の事かはとりあえず
置いといて、まずフラッシュオーバーの説明を!
何らかの原因で部屋のどこかが燃えてしまい火事になったとします。
その火が燃えひろがりその熱で部屋の可燃物(家具や毛布など)が熱分解を起こし
そこから引火性のガスが出てきて室内に充満してきます。
そのガスにまた引火して大爆発を起こします、これがフラッシュオーバー!
爆発をおこし室内の酸素が減ると火の勢いは一時弱まるが後からやってきた
消防隊などによりドアーが開けられまた部屋に酸素が供給される事で火はまた爆発的な
勢いを増す事になります。
これをバックドラフトと言うらしいです。
あと火事で恐ろしいのが一酸化炭素中毒!!
火が燃えひろがると室内は酸欠状態になり一酸化炭素や二酸化炭素の濃度が急速に上がります。
さらに一酸化炭素を多く含む黒煙が建物全体に広がる事になります。
(気密性が高い建物は特に煙の逃げ場がありません)
皆さんは焚き火などをしてビニールやプラスチックを焦がした経験無いですか?
その時どんな煙と匂いがいましたか?
おそらくもくもくと真っ黒い煙でとても嫌な匂いがしたと思います。
家の中がビニールクロス(石油)で覆われてる家が火事になったらどの位の煙が
出るのでしょう?
ビニールクロスを使った家は焚き火の何千、何万倍の黒煙と刺激臭が充満する訳です。
まして火事になるとその建物の中は1000℃を超えると書いてあります。
とてもとても普通に立って逃げるなんて事はできないと思います。
先日、大阪での放火事件で何とか逃げ延びる事ができた人がインタビューされて言ってました。
『真っ黒い煙で数十センチ先ですら何も見えない、出口の前まで来てやっと光が見えた・・。』
おそらく放火の現場の壁もビニールクロスだったんだろうと思います。
消防白書によると火事での死亡の割合は一酸化炭素中毒や窒息によるものと火傷によるものとでは
ほぼ同じ割合だそうです。
20数年前の東京のホテルニュージャパンの火事もこのフラッシュオーバーだったと聞きます。
でも住宅はホテルとは違うから万が一火事になったとしてもそうはならないでしょ?
と言われそうですが・・・。
今まで私が話してきた現象が起こるのは高い気密性で高断熱な住宅(空間)
というのが条件となるようです。
家が呼吸しない為に煙の逃げ場が無く、爆発を起こし更に黒煙で一寸先すら見えず1000℃という
温度にあなたは耐えられますでしょうか?
起きてはならない火事ですがビニールクロスと漆喰、壁一つとっても生存率という結果は
劇的に違うと私は思います。
志木の家では『ビニールクロス』はどこにも使いません。
理由は火事に備えてばかりではありませんが使わない理由は他にもまだたくさんあります。
我々は何も難しい事を考えてる訳ではありません。
答えはいつもシンプルなんですよ!
オール電化シリーズと同じく建材や火事の事もこれから時々ブログしていきたいと思います。